日記

2022-12-13 22:17:00

はやしぱんのシュトーレン

クリスマスまでもうすぐ、ということで

ソラリウムでも、シュトーレンを提供している。

シュトーレンは、もちろん「はやしぱん」製。

プルーン、無花果はブランデー漬けに、レーズンはラム漬け

ナッツ類と栗とそれぞれ違う熟成期間を一年間過ごさせて、1か月前に最終調整する。

フェイジョアとプルーンから起こした自家製酵母で発酵させた生地に、それらを練りこみ焼き上げる。

酵母使用のシュトーレンは、日ごとに熟成され風味が変化していくそうだ。

2週間ほどかけてゆっくりと楽しめるそうなので、お客様にも何度か試していただきたい。

シュトーレンに合わせるのは、赤ワイン。

南イタリアのスパイシーさと濃厚な果実味がよく合う。

さらに、もっとクリスマス感を出したいと思ったのと、お客様からのリクエストにも応え

ホットワインをご用意した。

Conditum Paradoxum コンデイタム・パラドクサム 

ホットワインの歴史は長く、起源は古代ギリシャ時代と見られている。

ワインをあまりうまく作り出せなかった時代。蜂蜜とスパイスを混ぜ合わせていた。これが、コンデイタム・パラドクサム。

地中海の比較的暖かい地域が発祥の地とは、非常に意外だったが当時の話を調べていると

ホットワインのレシピ作りのヒントにもなった。

ということで、今年のソラリウムのホットワインは

蜂蜜とスパイスがたっぷり入っている。

白ワインベースと赤ワインベースの二種をご用意。

ぜひ飲み比べていただきたい。

個人的には白ワインベースのタイプが美味い。

 

 

2022-12-10 12:35:00

ソラリウム

ソラリウムとは、ラテン語で「日の当たる場所」という意味。

日本では、一般的に使われる言葉でテラスやサンルーム、ベランダという言葉に近い。

この物件を見せていただいたとき、ベランダの広さと数に驚きすぐ気に入って、すぐ契約に踏み切った。

 

物件が決まり、そろそろ命名しなければと考え始めてものの5分ぐらいでこの言葉を見つけ即決。

お名前診断とかしたほうがよかっただろうか。

クサイが人の笑顔や、ワインの輝き、何もかもが太陽でお互いを照らしあってくれたらと思う。

 

まだまだ快適な設備を用意できておらず、ベランダでゆっくり飲むなんてことには至ってないのだが

いつかお客様をちゃんとご案内出来るようにしたい。

また、店内も壁を取りはらい、開放感あるスペースとすることができた。

15時の営業開始時間にはギリギリ間に合わないが、昼間の店内の明るさはまさにソラリウムだと思う。

 

是非、明るいうちから飲む幸せも楽しんでいただきたい。

2022-12-09 14:07:00

ソラリウムのワイン

当店のワインを、少しずつご紹介していきます。

自分のためにも。

ソラリウムは、イタリアワインショップ&バーです。

イタリアは、日本のように南北に長く、おなじみのブーツの形をした半島。

半島には背骨のようにアペニン山脈が北から南のつま先まで走り、広大な平野はほとんどありません。

国土の大きさは、フランスの半分強、日本よりも2割ほど小さい国です。

ですが、ワインの生産量は毎年フランスやスペイン、中国と同等の量を毎年生産しています。

統計上は日本の6倍ぐらい。統計上なので、役所に届け出た量ですね。自家消費用など、届け出てないものもあるはずです!

近年、消費量も生産量も減少傾向でこの結果です。

量だけを見ただけでも、いかにイタリアが葡萄、ワインに愛された土地なのか感じていただけるでしょうか。

Google Mapなんてない時代。古代ギリシャ人たちはイタリアを見て「エノトリア」=「ワインの大地」と呼んだそうです。

 

現代、日本国内でイタリアワインはその地位を確立しています。

どうして古代からワインが飲まれてきたのか、

今生きている僕らはどう楽しむのか、

長い歴史の中の一片に存在していることを少し感じて飲む、なんてこともオツじゃないでしょうか。

 

楽しい美味しいひと時をお手伝いできればと思います。

 

 

 

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